How to 動画:空気の入れ方
パックラフトの空気の入れ方を動画で紹介!
パックラフトに空気を入れる(ポンピング)手順を説明します。
大まかには、こんな感じ。
ポンピング① 空気を満たす (2段階)
⇒ インフレーションバッグ or 電動ポンプ
⇒ 口(くち) or ハンドポンプ
ポンピング② 空気圧を上げる
いったん冷やして、十分な空気圧に仕上げる
⇒ 口(くち)、ハンドポンプ
※ポンピング①②完了後は、日光で温められて過剰に内圧が上昇し、舟が破裂するのを防ぐため、直射日光下に放置しないよう注意しましょう。
休憩時は日陰・水上に係留するか、時間が長い場合は少し空気を抜くことをお勧めします。
以下の動画では、ポンピング①を2パターン、ポンピング②を1パターン紹介しています。
動画の方法は標準的なものですが、省ける手順もあります。
色々試して、自分なりの方法を身に着けましょう!
How to 動画 : ポンピング① インフレーションバッグ編
パックラフト購入時の標準装備である、インフレーションバッグのみを使用したポンピング。
慣れればさほど大変ではないし、電動ポンプが機能しなかったときの予備としても携行するものなので、一度は練習しておきましょう。
ちなみに、舟のバルブをはじめから付けていた方が、弁が作用して効率的なように感じるかもしれませんが、空気が弁を通過する抵抗が大きく、かえって時間がかかってしまいます。最初はバルブなしからをお勧めします。
最後に口で入れるのが大変だと思ったら、ハンドポンプを使いましょう。
How to 動画 : ポンピング① 電動ポンプ&ハンドポンプ編
最近は本当に軽量な電動ポンプがありますね!
ポンピング①もこれを使えばとても楽ちんです。
ただし、電池の充電忘れや水没など、大事なところで機能しない可能性があるので、インフレーションバッグは携行しましょう。
こちらも、最初はバルブ(弁)なしの状態から空気を入れた方が結果的に早く済むのでお勧めです。
ハンドポンプ(ハンドでないものも)にはいろいろなタイプがあり、一般に径が太いものは、一度に多く空気が入れられますが、より大きな力が必要です。
一方、径が小さいものは、一度に入れられる空気は少ないですが、必要な力はより小さく済みます。
川の中で使うこともあるので、不安定な体勢でも使いやすく、コンパクトなものがお勧めです。
How to 動画 : ポンピング② 冷やして仕上げ
一度しっかり空気を入れたつもりでも、水で冷やす・冷えると、空気圧がかなり小さくなる場合が多いです。
仕上げポンピングをしておかないと、漕ぎだしてから舟がフニャフニャになってしまい、思ったような操作性が得られない原因となったりします。
タイミングとしては、漕ぎだす前に仕上げるパターンと、どうせ縮むのだからと、少し漕いでしっかりと舟が冷えてから仕上げるパターンがあります。
活動中に空気圧の低下を感じた時など、随時空気が追加できるよう、ハンドポンプを取り出しやすい状態で携行するのもおススメです。
ちなみに、口(クチ)でも一応可能ですが、結構大変です…