試作セ―リングキット1.1

早くも三日坊主のブログですが…今回はセーリングキットの話題。

目指しているセーリングキット像

最近、しばらく放置していた試作品の改良をしました。

packraft パックラフト セーリング sailing
改良した試作セーリングキット1.1

まず、私の目指しているものは何なのかというと…

「本格セーリングパックラフト」

です。

で、「本格セーリング」とは何ぞや…ということですが、
広く一般的な定義のある言葉として使っているわけではないのです。

自分なりに目指している「本格セーリング」だということを前提に書いていることをご了承ください。

ちなみに、過去のセーリング活動はこちら↓
もうひとつのブログBNGのパックラフト旅日記」セーリング

さて、その自分なりの「本格セーリング」の条件ですが、大体以下のようになります。

  • 楽に

  • 漕ぐより速く

  • どんな風向きでも目的地に向かうことができる

で、セーリングとは別に、「パックラフト」のオプションであること逸脱しない範囲での携行性が欲しいので、もう一つの条件としては、これ。
  • パックラフトと一緒に持ち運べる

こんな感じかな。
上記、4条件を満たすセーリングキットが目標です。

現状

じゃあ、現在の試作品1.1はどこまで行っているかというと、30%位のところでしょうか・・・

現状は、

  • 普通に漕ぐくらいの速度で
  • 追い風~斜め追い風までなら進める
    (横風はパドリング併用でないときつい)
  • 割とコンパクト

まぁこんな所でしょう。

最初に作った試作セーリングキット1.0は、セールのサイズが小さすぎ(およそ1㎡)で圧倒的パワー不足でした。

この夏、まずはその問題を解消すべく、セールサイズの拡大=パワーアップをしました。

パックラフト packraft sailing セーリング パックラフト packraft sailing セーリング
試作1.0、布を並べる
パックラフト packraft sailing セーリング パックラフト packraft sailing セーリング

裁断、接続、仕上げ

試作1.1は、試作1.0のほぼ倍の2㎡位になりました。

これには、実際風を受けてみた感じで、ある程度の手ごたえがありましたが、1.0へ布を継ぎ足す形で適当に拡大したので、セールの持つ立体形状の連続性が悪く、風をはらんだ時にしわができてしまうという、新たな欠点が…これは要修正です。

パックラフト packraft sailing セーリングすごいシワ…

それは追々修正するとして、今後「本格セーリング」に近づいていくにあたっては次のような計画となっています。

今後の計画

まずセーリングと言いつつ、追い風系の風でしか進めないのは、かなりイケてない…というか、悲しいけどオモチャと言わざるを得ないのが現状です。

では、何が足りていないかというと、やはいセンターボードラダーでしょう。

今は、前後2つのスケグパドリングにその役割の一部を担わせていますが、まぁ、代わりにはならないですね。違うものだから(笑)

センターボードに関しては、取り付け方法に悩んでいました。
パックラフトって船底がペラペラなのでセンター配置は厳しいなぁ、とか。
あんまりソリッドな部材を増やす方向にはしたく無いなぁ、とか。

とりあえず今は、両サイドにインフレータブルな部材を利用してセンターボード(センターじゃないですが)の固定をしてみようと試作予定です。

ラダーに関しては、軽め素材のシングルパドルを使おうと思っています。
セーリングの場合、使用環境次第ではありますが、普通に使うパドルに加え予備パドルの携行が必要です。
でも、いろんな予備が増えていくと、パックラフト活動全体が重装備化してしまうので、予備パドル兼ラダーという感じで、そこは性能と携行性のバランスで妥協点を探ってみたいと思います。
簡易的で、ラダーとして操作できる形での舟への固定方法をどうするかが課題ですね。

とりあえず、今の計画は大体こんなところでしょうか。

本格セーリングができたなら

じゃあ、完成したら何がしたいか、なんですが…

それはまた別の機会に…😌

コメントを残す